2020年、大学入試共通テストはこう変わる!


皆様こんにちは!

 

学習指導塾Creative Academyの中原です!

 

本日は大学入試共通テストについてお話していこうと思います。

 

いよいよ1990年から約30年間にわたって実施されてきたセンター試験が2020年1月実施を最後に廃止され、新たに大学入学共通テストが導入されます。

 

ネットでは色々難しいことが書かれていますが、どうもいまいち分かりにくい。。。

 

そこで、ここでは余計なことは一切省いて皆様に簡単かつ感覚的に理解して頂こうと思います!

 

さぁ、早速一緒に見ていきましょう(/・ω・)/

そもそも大学入学共通テストはいつから?


大学入試共通テストは、センター試験と同様に1月の中下旬の2日間で実施されます。

 

2020年教育改革と言っておきながら初回の実施は2021年1月16日(土)・17日(日)です(/・ω・)/

出願教科・科目は?


変更なし!

 

実施初年度はセンター試験と同様の教科30科目が出題されます。

 

その中から志望する大学が指定する科目を受験するというスタイルにも変更はありません。

 

※下記図参照

出願方式は?


マークシート方式+国語、数学で記述方式

 

国語と数学以外はセンター試験と変更ありません(/・ω・)/

試験時間は?


試験時間の変更は記述問題が増えた下記2教科だけ。

  センター試験 大学入試共通テスト
 国語 80分  100分
数学IA 60分 70分

 


国語100分

 

考えただけでも頭が痛いです(/・ω・)/

 

その他科目はセンター試験と変更ありません。

英語はどうなるの?


  センター試験 大学入試共通テスト
英語 リスニング+発音・アクセント+文法問題+整序問題(並び替え)+会話問題+長文読解          リスニング+長文読解

 

何と今回の大学入学共通テストより我々が慣れ親しんだ発音アクセント、文法問題(穴埋めの四択の問題)、整序問題が一切排除されました。

 

文法問題がなくなると聞いてホッと胸をなでおろしておられますでしょうか。

 

残念ながらそんなに甘くありません(/・ω・)/

 

文法問題が消えた代わりにおぞましい量の長文が追加されました。

 

というより最初の1ページ目から最後のページまで全て長文なのです。

 

そのため長文読解が苦手だともうお話にもなりません(/・ω・)/

 

この問題に対応するには速読力+精読力+鬼の集中力と体力が必要となるでしょう。。。

 

長文読解力は長い時間をかけて養っていくものです。

 

今からコツコツ始めていきましょう。

英語の配点はどうなるの?


  センター試験 大学入試共通テスト
英語(筆記) 200点 100点
リスニング 50点 100点

 

何と筆記試験とリスニング試験の比率が1:1になってしまいました。

 

(センター試験は4:1)

 

これが何を意味するかお分かりでしょうか。

 

正直に言いましょう。

 

リスニングは英語全体250点のうちのたった50点、我々センター試験世代はぶっちゃけるとリスニングを捨てるという選択肢がありました。

 

しかし0点中の100点を放棄すればもう試合終了です(/・ω・)/

 

大学入学共通テストではリスニングもしっかりお勉強しなければなりません。

総評


いかがでしたでしょうか。

 

大学入試共通テストでは試験方式や求められる力が「変わる」といわれていますが、むしろ「増える」というほうが適切かもしれません。

 

どの問題も知識があることを前提に作られているので、問題を解くのに必要な知識については、変わらないといえます。

 

結局これまでと同様、知識を詰め込む量に変更はありません。

 

むしろその知識を用いて思考する問題が増えた分、残念ながらこれからの受験生はただやることが増えました(/・ω・)/

 

そして何より大学入試共通テストは各教科全てにおいてとにかく文章を読む量が増えております。

 

本当にすごい文章量です。

 

それだけではありません。

 

どの教科も文章・図・資料などの複数の情報を提示され、必要な情報を読み取る力や、読み取った情報を比較したり組み合わせたりして、課題を解決する力を問うことを意識した問題が出題されています。

 

実際解いてみましたがとにかく解きにくいです(/・ω・)/

 

私が担当している暗記科目の代表格である日本史も、センター試験と同じなのはマークシートという点だけ。

 

日本史はこれまでは知識だけで8割以上解答できる問題でした。

 

しかも60分中20分ほどで解き終わっちゃうんです。

 

しかし大学入学共通テストは日本史でさえ本当に60分で解き終わるのかというレベルの文章量なのです。

 

それだけならまだしも、問い方がとにかく難しい。

 

例え求められている解答は簡単でも、問い方が複雑なのでいちいちかなり思考しないといけません。

 

そしてとにかく史料のオンパレードでまるで古文を解いている気分になります(/・ω・)/

 

(ちなみに安心して解答できる問題は数問程度でした)  

 

また数学でさえもかなりの文字数を読み込む必要があり、

 

「おいおい、国語かよ(/・ω・)/」

 

と内心ツッコまざるを得ない文章量となっております。

 

文章を速読かつ精読できないと時間内に問題を解き終わらないどころか、そもそも問題の意図も理解できず試合終了です(/・ω・)/

 

もはやどの教科であれ一定の国語力がなければ対応できなくなってきたと言っても過言ではありません。

 

大学入学共通テストを乗り越えるために今から出来ることは、

 

とにかく「文章を正確に読む力、読む集中力をつける」こと!

 

つまり国語力をつけることです!

 

もう「国語苦手です。。」じゃ済まされないようになってきました。

 

まずは本を読む習慣をつけるだけでも大丈夫です!

 

出来ることから始めていきましょう!

 

クリアカはこれまで通り単に点数を上げるといった小手先の教育ではなく、生徒自身が一生懸命努力したことや頑張ったことに対して喜びや意味を感じ続けられる、そして何よりも自分が成し得たことに自信を持つことができる環境を提供し続けて参ります。

 

もちろんクリアカでは上記大学入試共通テストに対応した授業を徹底して行っておりますのでご興味がある方はぜひ無料体験授業にお越しいただければ幸いです!

 

他にも勉強相談や教育改革の個別説明会も行っておりますので是非お越しいただければと思います。

 

この記事が大学入学共通テストについて、少しでも皆様の理解の一助になれれば幸いです。

 

株式会社Creative Group 中原一真


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