早起きは三文の徳！？早起きすると得する３選！？

「宋樓鑰詩」という中国の漢文の「早起三朝當一工」という文言から伝わった～早起きは三文の徳～という言葉。

もともとは「三日間早起きして働くと、一人前分の仕事となる」という意味合いが変化したものであると推測できます。

さて、そんな三文の徳を与えてくれる朝ですが。皆さんは早起きは得意でしょうか？

「夜遅くまで仕事や勉強で、朝はいつもギリギリに、、、寝ていたい・・・。」「夜しか自由な時間がないのでついつい遅くまで。」

皆さんの言葉を代弁しているわけではございません。僕です。

今回は朝起きることによって得ることができる代え難いメリット３選のご紹介です！朝を味方につけましょう。

本来ヒトは昼行性の動物でありお昼に最大限パフォーマンスを発揮できるようプログラムされています。そして脳の中には「視交叉上核」という部位があり、ここが朝日を浴びることによって一日の体内バランスである

• 睡眠バランス
• 体温
• ホルモン分泌

を整える働きを行います。

このバランスにより人の活動のオンとオフを切り替え、そのタイミングは朝日を浴びることによって行われます。

よくここで外に出る必要があるのでは？という疑問と面倒に思われるかもしれませんが。ご心配なく！

必要な朝日の光量は約2500ルクスと言われています。そして窓から１ｍ以内で浴びることができる量は最大で3000ルクスなのです。

朝体を起こし、窓に向かうだけで十分な量と言えます。

体は１つのバランスを失うと連鎖的に崩れてしまっていくもの・・・体を崩せば精神的にも・・・その逆もまた然り・・・。

本来の人の活動時間に自ら合わせていくことで改善されることもあるでしょう。

上記から伺い知ることが出来るように、朝日には体内のバランスを整えることができる能力がありますがこれだけだとまだまだ早起きするメリットが弱いのではないか？もう１つくらいいいことないの？・・・あります！(フンッ）参りましょう。

皆様以下の言葉を聞いたことがございますか？

• セロトニン

「幸せホルモン」と呼ばれる脳内物質です。

この物質はもちろん子供の時が一番大量に分泌されるのですが、大人になっても変わらず分泌され続けます。

朝日を浴びることにより効率的に分泌され、得られる作用は「気分向上」「情動の抑制」「免疫力向上」等々主に精神的なメリットが多く存在します！

ここには「メラトニン」や「コルチゾール」などの話も絡み合ってくるのですが、難しい内容は置いておきましょう！

100円を出しても無愛想におにぎりを渡されるだけであった近くのお弁当屋さんが今日は100円を出すとおにぎりにお茶やおしぼり、お菓子までくれたとなると嬉しくなりませんか？

朝日を浴びるか浴びないかによって知らず知らずのうちにこれほどの精神コントロールを行うことができる・・・。

朝日はまさに「近くの精神科医さん」ともいえます。

授業やお仕事、日々の付き合い等々、現代には１人で集中できる「静かな」時間が余りなのではないかと感じています。

静かなというのは精神的にも落ち着いて心休まるという意味であり、その中で集中できるということは、自らのキャリアアップのための勉強や疲れていない状態で勉強することが出来るという、喉から手が出る程ほしい状況なのではないでしょうか。

コレはもうお金を払ってでも手に入れたい時間・・・なのですが、そんな夢のような時間が皆さんの隣にあるとすれば、いかがでしょう

これほど魅力的なことはありません。

この時間こそ「朝」なのです。

外は眩しい陽光と青色の朝、眠気を飛ばすために少し扉を開けるとかすかに聞こえる鳥の声、渋滞の喧騒はどこへやらまばらにしか聞こえてきません。

そんな中湯気立ちこめるコーヒーや紅茶などをそっと傍らに、パラパラとめくるページの音は皆さんを素晴らしい集中の時間へいざなってくれることでしょう。

いかがでしたでしょうか。

より沢山お伝えしたかったのですが、文力足らず・・・長い文章ではなく、激選してお届けすることによって「朝」の素晴らしさをお伝えできればと、数多の考えに勝ち抜いた３つをお届けしました。

最後になりましたが朝日を浴びることによって作用する体内時計と呼ばれる機構には個人差があります。世の時間は24時間しかありませんが個体としての体の中の時計は23時間の人もいれば25時間な人もいます。

日本人の平均は24.2時間です。

つまり、努力をしても早い時間におきることが出来ないという事態は起こりうる事でそのような人もいるのです。

無理に行ってしまえばバランスを崩してしまう要因になりかねません。

それぞれの時間を崩さずに行うことが肝要なのです。

夜独特の外と家の中に見えないトバリがあるかのような感覚もまた良いものであります。

ですが見方を変え、十分な睡眠をとり、朝をより効果的に使えるチャンスがあるのでは？

そんな新しい目線の架け橋に本記事がお役に立てば何よりです。