こんばんは。中原です。
センター試験終わりましたね。
自分の受験時代のことを色々と思い出して懐かしかった反面、やはりどうしてもセンター試験当日の辛かった自分の心境を生徒に投影してしまい苦しくも感じました。
電車の中でボロボロの教材を使って最後の確認をしている高校生を見る度、「頑張れ!」とつい伝えたくなりましたネ(笑)
皆さん、センター試験いかがでしたか?
良かった人もそうでなかった人もいると思いますが、過ぎたことを気にしていても仕方がありません。
さっと切り替えて(なかなか難しいとは思いますが)次なる試験に向けて勉強をするようにしましょうね。
終わったことは何を思っても変わりません。
ですが、これからのことは行動次第でいくらでも変えられます。
特に私大志望の方はセンター試験失敗したとしても一般で上手く行けば良いのです。
もしこの記事を読まれている方でまだセンターで後悔している人がいましたら、それは今日までにしましょう。
センター試験の失敗は引きずるべきではありません。
さて、センター試験が終わり、受験戦争が幕を開けました。
言い方は悪くなりますが今まで仲間として切磋琢磨してきた友達もあなた以外の全国の受験生、全員が敵です。
仲良しこよしで受かるほど受験は甘くありません。
後は受かるか落ちるかです。
今日は今から入試までに得点UPするために、何をすべきかというお話を少しだけしたいと思います。
まず第一に、過去問ですが、これはもう皆さん解きまくっているかと思いますのでそれはそのまま継続してください。
復習も忘れずに!
そしてこの時期に得点UPに大切なことはインプットです。
今あなたが得点できる点数というのは今頭の中にインプットされている情報量によるものです。
ということは今から伸ばすためにはこの情報量を増やすしか方法はないのです。
知っている・分かっている問題を100回解いても点数は伸びません。
ですが知らない知識を詰め込めばどうでしょう。
そうです、まだまだ伸びしろがあるのです。
今からは英語であれば知らない文法や単語や熟語、日本史・世界史であれば知らない人物や出来事・文化史、国語であれば漢字や四字熟語、古文単語など徹底的に潰していってください。
もう今からでは読解力や理解力を伸ばすことは難しいかもしれませんが、
まだまだ伸ばせるところはたくさんあります。
文系は最後は暗記勝負です。
実際受験当日まで点数は伸びるものですよ。
私の話をすると
青山学院大学の入試当日、私はたまたま日本史の受験の前に平安時代の源氏の家系図をさらっとを確認しました。
まーきれいにドンピシャで出ましたよ(笑)
受験では本当にこういう事があるんです。
結果進学はしなかったものの合格を頂いています。
(それが影響したのかどうかは分かりませんが)
今あなたが読める文章はあなたの単語力・熟語力が少なからず影響しています。
今から読解力は鍛えられなくても、覚えた数だけ読みやすくなることは間違いありません。
文法も徹底的に知らないところを潰してください。
文法なんて知ってれば解けるものばかりです。
薄い問題集を買ってきて間違えたとこは頭に叩き込んでください。
今からでも1周まわせるはずです。
日本史・世界史に関してはもはや知ってるか知らないかだけです
知らなければ絶対に得点できません。
文化史や戦後史など後回しにして知識が定着していない単元ややり残しがもしありましたら、絶対にそこは勉強しておいてください。
落ちる人と受かる人の差はそういうところにあります。
漢字も熟語も同じです。
知ってれば書けます。
こういうところの失点は本当に命取りになりますので、しっかり残りの期間で叩き込んでくださいね。
受験においては1点に泣くことが大いにあります。
どうかその1点に泣かぬよう、まだ伸ばせるところは伸ばしてください。
泥臭く貪欲に1点でも多く取りに行きましょうね。
今から覚えるその知識があなたの合否を決定づけるやもしれません。
最後の最後まで諦めずにしっかり勉強なさってくださいね。
では、また。