皆様は体調大丈夫でしょうか?
インフルエンザの予防接種など、自分で出来る限り体調を管理していくことを行いましょう!手洗いうがい!小さな油断が命取り!という言葉もありますので!
さて、本日は小説文の読み方の続きです。
前回は"当たり前の法則"というのをご説明しました。
これは私が担当している授業でも必ず全員に説明しています。
前回の通り、小説文は細かい心理描写などが書かれていない場合が多くあります(もし、書かれているのをよく見る文章があれば、それは随筆文)
しかし、問題では心理状態や、考えを質問されるわけですので、どこかしらからその考えの根拠を探す必要が出てくるわけです。
どこから?
文章からですよね?
やはり、答えは本文の中に隠されている!ということです。
小説文の心理描写を読み解く問題ではその近くで起こった出来事と主人公、または登場人物との相互関係を中心に何があったのかを読み解く必要があります。
↑を見るとここも論説文と同じく前後を確認し、問題に向かう方が良いのでしょうか?
実は少し違います。
もちろん前後を押さえて問題の答えが出る場合もあります、しかし、問題文によってはストーリーが進み、主人公や登場人物が数十行前の話題をもう一度掘り起こし、新たな考えを出す。
こういうこともあります。
ではそのような問題たちにはどのようにアプローチしていけばよいのでしょうか?
その答えとして、注目すべき点は"指示語"にあります!
必ず文章を書くとき、例えば一行前だろうが二十行前だろうが前述の内容を振り返る場合、それ、その、あれ、あの、などの言葉で指し示される書き方がなされます。(ない場合は丁寧にどの話題かが書かれています)
この言葉たちを見つけたとき、必ず!なんの、いつの内容であるか確認して下さい!
筆者は何かしらの目的がない限り、同じ言葉を何度もは繰り返しません。(反復法を除く)
前述の内容はそのほとんどが指示語によって説明が代理されます。
小説文では数十行前に話題が飛んだりする事もありますが、この指示語表現を取りこぼさなければ、何の話題を上げているかわかるかと思います。
後は前回も取り上げたように、時間軸と当たり前の想像を用いてア〜エのどれが正しいのか判断していけばよいわけです。
論説文、小説文それぞれアプローチの仕方は様々。
必ず!な方法は残念ながら国語にはありません。。。
しかし、答えにたどり着けるであろう道は沢山あります!
一つの考えに囚われず、様々な解き方を頭に入れ、今回はどの方法でいけば正解にたどり着けるのか、判断してみてください。
今回はいかがでしたでしょうか?
何回か目を通して見て、より深い理解に繋げていただければと考えています!
今日はこの辺で!
明日も皆様にとってよりよい一日となりますように!