考える力をつける。

こんにちは!

 

理系講師の山口です(^ ^)

 

今日はとある有名な大学

 

ハーバード大学についてお話ししたいと思います。

 

みなさんも一度はこの大学の名前を聞いたことがありますよね。

 

超名門校として世界に名を連ねていますが

 

この大学がほかの名門校よりも存在感を放っている理由があります。

 

それをこれから紹介していきますね。

 

 

ハーバード大学は、アメリカの私立名門大学8校から成る”アイビーリーグ”のうちのひとつです。

 

第43大アメリカ大統領のジョージ・W・ブッシュ氏を輩出したイェール大学や、コロンビア大学などもアイビーリーグに含まれますが、

 

その中でもハーバード大学は一際目立っています。

 

当然ながら、入学後の学生にもレベルの高い学力が要求されることになります。

 

ここで、ハーバード大学の学生生活の一例を見てみましょう。

 

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9:00   「起床」

10:00 「講義開始」

講義は予習をしていかないと、ほとんど講義についていけません。

さらに、講義中は積極的な発言を求められ、自分の意見を発表する場が多いです。

とある文学専攻の学生の場合は、1コマの授業で本200ページ読まされるということもあるそうです。

復習もしなければならないですが、山のような量の課題も出されます。

12:00  「昼食」

14:00  「実験、セクション」

セクションとは10人未満で行われる授業のこと。大学院生によるティーチングアシスタントがつきます。

17:00   「講義終了」

18:30   「夕食」

寮の食堂では、1日3食出されるので利用する学生も多いです。

19:00      「部活動」

21:00~1:00 「図書館で勉強」

一回の講義に参加するのに平均して5~6本の論文や書籍を読まなければなりません。語学の授業は、ほぼテストがあり成績に反映され るので、語学の学習には1日2時間はかかるといいます。そのため24時間空いているラモント図書館は、学生たちによく利用されるそうです。

2:00      「就寝」

 

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いかがでしょうか。

 

ハーバード大学の学生は毎日このような生活を送っているわけです。

 

毎日4時間の勉強は当然であり、中には、朝の3時、4時まで普通に勉強する学生も多くいます。


欧米の大学は課題の量が尋常じゃないですね。


部活終わりのヘトヘトになった体で急いで食事をとり、到底終わりもしないだろうと思う量の課題を深夜までこなさなければ、”卒業”を手にすることはできないのです。


しかし、忘れてはならないことが、これはあくまで一例にすぎないということですね。


これよりさらに勉強する学生もいるだろうし、全くもって何もしない学生もいるでしょう。


何もしない学生は当然退学していくわけです。



ここまで読んだみなさんは「元々の能力が違いすぎる」と思うかもしれません。


しかし、実際は日本の学生と能力の差はないという意見もあるようです。


ハーバード大学に務めている日本人の教授によると、ハーバード大学の学生と東大生の間には学力の面で差は無いといいます。


さらに、入学時のレベルならば東大生の方が優秀だそうです。



では、なにが彼らのモチベーションをそこまで高めるのでしょうか。


これには入試形態、設備、学費(なんと寮費も含めると、東大の約8倍!)などたくさんの理由があると思われますが、


おそらく一番の理由にあげられるのが”環境”でしょう。


ハーバードでは世界各国から優秀な留学生が集まり、皆何かしらの夢を抱き日々努力を続ける。


そんな友人が周りに大勢いれば、自分も頑張らないとヤバい、と思うのは至極当然のことですよね。


友人同士、切磋琢磨しあえる環境がそこにあるからこそ彼らはチャレンジ精神を燃やし続けることができるのではないでしょうか。


さらに、多くのハーバードの学生は自信があるのに対し、東大生は少し自信がない人が多いそうです。


日本の大学では、周りを見渡し目に入るのは同じ受験を突破した”日本人”の姿しかありません。


そして、次に彼らの前に立ちはだかる壁というのは就活です。



同じリクルートスーツを着て、同じようなエントリーシートを書きながら、同じような発言を面接でする。


このような現状で、モチベーションが高まるはずもないですよね。



そして、ハーバード大学ではこの学生たちの期待に応えるように学校側も環境を整えています。


教授陣も通知表があり、生徒のアンケートから採点され評価がつけられるわけです。


こうやって教授陣もかなり質の高い講義を提供し続けることが、生徒たちのモチベーション維持のひとつの理由でしょう。


生徒も全力、教授も全力。


この関係性が生まれているため、かなりの成長が見受けられるのでしょう。


この環境で卒業していくことで


「深く考える」という力がつくわけですね。



私たちCreative Academyも積極的にこういった関係を作りたいと考えています。


いつでも全力で生徒さんと接して成長いくことを保証します!


これからもCreative Academyをよろしくお願いしますね(^ ^)



ではまた来週です!