こんばんは。
木曜日担当、学習指導塾Creative Academy（クリエイティブアカデミー）文系講師の中原です。
今日は暗記の仕方について軽くお話したいと思います。
英単語はどうやって覚えるんですか？
漢字は！日本史は！世界史は！と
これに関しては本当に色んな人から聞かれる事です。
まー言ってしまえば暗記はどの文系科目においても避けられないものですからね。
でも皆さん。
本当に暗記の仕方がわからないんですか？
いえいえ、そんなことはないはずです。
皆さんは今までたくさんのことを暗記して、
頭の中は今まで覚えてきた情報で溢れかえってるはずです。
ん？意味がわからない？
ならいくつか質問してみましょう。
まず高校生の友達１０人の名前を思い浮かべてください。
次にその人の顔を思い浮かべてください。
じゃ最後にその人のよく着る服装や普段の口癖などその人に関する情報を思い浮かべてください。
どうですか？
出来ますよね？
じゃもう一つ質問してみましょう。
その１０人の名前や顔や服装や口癖など、頑張って覚えようとしましたでしょうか？
例えばAくんの名前は鉛筆出してノート出して、AくんAくんAくんと十回書いて覚えましたか？
いやまさか、そんなはずないはずです。
名前はある程度覚える意思があるでしょうけど
そもそもその人の服装や口癖など覚えようともしなかったはず。
でもちゃんと記憶に残ってますよね。
１０人の名前、服装、口癖って相当な量の情報量ですよ。
なんで覚えているのでしょう。
答えは簡単で、
それは日々それに接しているからに他なりません。
あなたは毎日Aくんに会うことにより、
無意識にAくんの名前を呼び、Aくんの服装をみて、Aくんの口癖を聞き続けています。
そのようにして日々大量の情報と日々接して、無意識に記憶していっているのです。
よく考えてみてください。
入学して、クラスメイト全員の顔と名前が一致して、さらにその人がどんな人かを識別できるって
ものすごい記憶力ですよ。
皆さんは膨大な情報をいとも簡単に覚えたわけです。
じゃどうして英単語は覚えられないのですか？
漢字は？日本史は？世界史は？
これも答えは簡単で、
それはあなたがその科目に覚えるまで接していないからです。
勉強は暗記できないのに、友達のことはよく覚えているのって単に、
高校の友達と接する時間が勉強に接する時間よりはるかに多いだけなんですよ。
難関大学の受験生は一日１０時間以上勉強したりします。
バカだから暗記できないのではありません。
暗記できないのはそもそも高校の友達並に勉強に接してないからです。
逆に言えば暗記できている人は１０時間勉強しているんです。
高校の友達並、いやそれ以上に勉強と接しているんです。
試しに今友達に使っている時間全て勉強してみてください。
絶対覚えられますから。
暗記は才能やセンスじゃないのでそこは勘違いしてはいけません。
では最後に質問です。
どうして皆さんは徳川家康は知っているのに黒田長政は知らないのでしょう？
どうしてApple（りんご）という英単語は知っているのにPersimmon（柿）という英単語は知らないのでしょう？
もうわかりますよね。
徳川家康が簡単で、黒田長政が難しいわけではありません。
Appleが簡単で、Persimmonが難しいわけではありません。
前者はよく目にするけど、後者はあまり目にしない。
それだけなんです。
接したら接しただけ情報は人の頭に刷り込まれるもの。
暗記が出来ない！と逃げるのではなく、しっかり向き合ってみてください。
では今日はこれぐらいにしておきます。
また会いましょう。
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